農協の筆記試験はSCOAなのかな…
JAグループの難易度やボーダーを知りたい…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は新卒採用向けにJAの筆記試験について詳しく解説します。
農協(JA)の筆記試験はSCOA形式?
結論、JAグループの筆記試験はSCOA形式が主流です。
JAでは他業界の就活生にも間口を広げるために、民間企業や自治体で広く使われる適性検査方式を取り入れています。
全国農業協同組合連合会(JA全農)や各都道府県の信用農協連合会、さらには各地の大規模JA(例:東京むさし農業協同組合、山口県農業協同組合など)まで、多くの組織でSCOAが採用されています。
ただし、一部ではSPIや独自の一般常識試験を課すJAも存在します。
志望するJAによって試験方式が異なる可能性があるため、応募前に採用情報を確認しておくと安心です。
JA筆記試験の科目:形式と難易度
試験の出題科目と形式
JAグループの筆記試験で導入されるSCOA-A(5尺度)は、言語・数理・論理・英語・常識の5科目が一括で出題されます。
試験時間は合計で約60分、問題数は科目合計で120問です。
形式はマークシート式の筆記試験が中心、JA全農など一部ではWebテスト形式(自宅PC受験)を採用することもあります。
ただし、農協ではWebテストよりも会場での筆記試験型が主流です。
科目ごとの内容は以下の通りです。
- 言語:語彙の意味や長文読解など
- 数理:四則計算や割合、推論問題などの数的推理。
- 論理:図形の法則や順列など論理パズル的問題。
- 英語:中学~高校基礎レベルの英文読解・文法。
- 常識:理科・社会に関する一般常識。
試験の難易度と出題傾向
JAの筆記試験の難易度は、高校までの基礎学力で解けるレベルと言えます。
実際に受験した就活生からも「銀行や証券会社の筆記と比べても基礎的な問題中心で、極端に難しい問題は出ない」という声があります。
しかし、難易度が易しめとはいえ、試験時間内に解く量が非常に多いため、スピードと集中力が求められます。
難易度としては「問題自体は標準的なSPIレベルだが時間制限が厳しい」という意見が多く、解き終わらず時間切れになる人も少なくありません。
しかも、JAによっては、筆記試験と同日に作文試験(小論文)が出ることもあるので注意してください。
JA筆記試験の合格ライン・ボーダーは何割か?
JA筆記試験の合格ラインは6割で通過ライン、7割以上で安全圏とされています。
この数字は他企業と比べてもズレはなく、一般的なボーダーラインといえます。
時間との戦いになる試験なので、解ききれなくても慌てず、空欄を無くすのを忘れないようにしてください。
JAの採用試験では誤謬率は問われないので、解答用紙は全て埋めるのが得策です。
採用試験の競争率・合格率はどのくらい?
JA全農(全国農業協同組合連合会)を見てみます。
JA全農は毎年比較的まとまった人数の新卒を採用しており、例えば2025年卒では約280名の内定者を出しています。
応募者数は非公表ですが、仮に数千人規模の応募があるとすれば、倍率はおおよそ十数倍から数十倍程度と推測できます。
一方、各地域のJA(単位農協)の場合、採用人数は1~数名と少ないものの、応募者も地元志望者が中心で極端に多くはならない傾向があります。
そのため、倍率も5倍前後から高くても10倍台くらいに収まるケースが多いようです。
筆記試験の効果的な対策方法
新卒の就活生がJA筆記試験に備えるための対策方法を解説します。
ポイントは、SCOA独特の出題範囲とスピード勝負に対応できるよう、「広く」「速く」解く練習を積むことです。
言語・英語分野の対策ポイント
言語分野では語彙問題や長文読解が出ますが、難易度はさほど高くありません。
対策としてはSPI用の国語問題集で基礎を固め、速読力を養うと良いでしょう。
長文問題も文章自体は平易なので、時間内に読み切る練習が重要です。
一方、英語分野も中学~高校初級レベルの読解・文法が中心です。
高校英語の復習をしておけば十分対応できます。
英文を速く正確に読む訓練として、過去問やTOEIC基礎レベルの長文で練習するのがおすすめです。
語彙問題対策に関しては、市販のSCOA対策本に掲載の単語集などをチェックしておくと安心でしょう。
数理・論理分野の対策ポイント
数理(計算・数的推理)と論理(図形・法則発見など)は、SCOAの中でも時間を取られやすい科目です。
対策の基本はとにかく問題に慣れてスピードアップすることです。
中学数学レベルの計算問題は反射的に解けるよう、SPI用計算ドリルなどで反復練習しましょう。
割合や推論といった問題はパターンが決まっているので、頻出パターンを押さえて効率よく解答する練習が有効です。
論理分野(図表問題や並べ替えなど)も、市販の適性検査問題集で典型問題に触れておくと対応力が上がります。
ポイントは、一問にこだわりすぎず飛ばす判断を身につけることです。
制限時間内に全問解けなくても構わないので、まず解ける問題から手早く得点し、難問は後回しにする戦略を取りましょう。
常識(理科・社会)分野の対策ポイント
常識科目では理科・社会の幅広い知識が問われます。
高校までの地理・歴史、公民、理科(物理・化学・生物・地学)のポイントを復習しておきましょう。
時事問題はそれほど出ませんが、農業協同組合という性質上、農業や経済に関連する一般常識が問われる可能性もあります。
対策としては、公務員試験向けの「教養試験」の参考書やSPI/SCOA早わかり問題集の常識分野を使い、一問一答形式で知識を確認すると効果的です。
例えば「日本の主要農作物生産量」や「経済用語の基礎」などにも目を通しておくと万全です。
また、理科分野では計算問題より用語理解が中心なので、高校理科で習った重要用語(光合成の仕組みや物質の状態変化など)を押さえておくと安心でしょう。
SCOA対策にはOfferBox
Webテスト対策では専用ツールを使うのがおすすめです。
就活ツールOfferBoxへ登録した後に使える『AnalyzeU+』では適性検査を無料受験できます。
ESなしでSCOAに類似した問題を受けられるので、事前対策にはぴったり。
他の就活生と差をつけるためにも、早めの対策がポイントです。
まとめ
今回は農協(JA)の筆記試験についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。
