院試対策向けの参考書のおすすめを知りたい…
マセマ本って評判どうなんだろう…
院試を受験するときにこんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
短時間で効率よく院試勉強を進めたい!マセマ本はそんな方にぴったりな参考書です。
今回は院試対策にマセマ本をおすすめする理由、参考書一覧をご紹介します。
マセマ出版とは
マセマの参考書・問題集を出版しているのは『マセマ出版』です。
もともとは数学・物理の大学受験用参考書として出版されていました。大学受験生の中では、基礎から応用まで幅広いレベルに応じた参考書として人気があります。
そんなマセマ出版が、大学入学後も継続して学習できるシステムとして出版するのが『キャンパスゼミシリーズ』(院試対策本)です。
『キャンパスゼミシリーズ』は大学定期テストから院試対策まで幅広い分野で利用できる人気シリーズです。
マセマ参考書の特徴
大学院入試でマセマシリーズをおすすめする理由を4つ紹介させていただきます。
値段が安い
参考書の値段が安く、大学生でも気軽に購入できるのが最大の特徴です。1冊あたり2,000円前後で購入可能です。
他の院試参考書では3,000円とか4,000円の本もざらにあります。
院試ではたくさんの科目を受験するため、参考書だけでも相当な値段になることが予想されます。
レイアウトが見やすい
マセマ本はA5版のカラー印刷で出版されているため、レイアウトが見やすいことも特徴です。
また、全シリーズの規格が整っているため持ち運びにも便利です。
他の参考書ではA4版、B5版であったりとサイズが異なると使い勝手も悪くなってしまいます。
出版時期が新しい
マセマシリーズは数年スパンで改訂版が出版されるため、最新の院試トレンドを網羅した対策本といえます。
随時、掲載されている問題が入れ替わっているため、昔は出題されたが最近は出題実績がないような分野に時間を割かずに済みます。
また、出版時期が何十年も前の院試対策本は内容としては良書ですが、見づらくて取り組む気が失せるといったこともあります。
マセマ本はカラー対応しているためレイアウトも見やすくおすすめです。
反復練習に最適
マセマ本には『数学・物理シリーズ』と『演習シリーズ』があります。
- 数学・物理シリーズ:参考書
- 演習シリーズ:問題集
といった使い分けができます。
マセマ本で参考書と問題集を揃える最大の理由は、参考書で学習した時と同じ解法で問題演習に取り組めることです。
数学や物理では答えは同じになるけれど、本の著者によって解き方が違うことがよくあります。
たとえば、物理の方程式で弦の張力をTとするか、Sとするか等…。
マセマ本では同じ著者が執筆しているため、参考書と同じ解き方で問題演習を行うことができます。
院試で合格するためには、対策本を利用して問題の解法を暗記することが重要になります。
マセマは大学教授陣から不評?
院試受験生にはおすすめのマセマシリーズですが、大学教授陣からは不評であるといったこともよく聞きます。
その理由として考えられるのはマセマシリーズが試験に特化した本だからです。
大学教授は講義を通して、理論や原理をすべて理解してもらうことを求めます。
一方、マセマ本は『単位を取ること』『試験に合格すること』に重きを置きます。
このため、物事の背景まで理解した上で試験を受験してほしいと願う教授陣からは不評といえますし、逆に、院試や定期テストなどの短期決戦には最適な本とも考えられます。
おすすめのマセマ対策本
ここまで院試対策本としてマセマシリーズをおすすめする理由をご紹介しました。
さいごに、数学・物理分野におけるマセマ本の一覧をご説明します。
数学
数学シリーズのマセマ本は以下の分野に対応しています。
- 微分積分
- 線形代数
- 複素関数
- 常微分方程式
- 偏微分方程式
- フーリエ解析
- ベクトル解析
- ラプラス変換
演習マセマシリーズ
上で紹介した「マセマシリーズ」の問題集です。
数学対策は「マセマシリーズ」で統一して勉強すると、同じ解き方でたくさんの問題数をこなせるはずです。
物理
物理シリーズのマセマ本は以下の分野に対応しています。
- 熱力学
- 力学
- 振動学
- 電磁気学
- 量子力学
数学同様に科目によっては演習に特化した問題集もあります。
まとめ
今回は院試対策本にぴったりなマセマシリーズをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。院試の対策本を選ぶときの参考にしてもらえると幸いです。