研究室の後輩指導はどうやるのかな…
あまり研究室に来ないB4がいるんだけど…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は研究室での後輩指導のやり方をご説明します。
研究室の後輩指導とは?
研究室では修士学生と学部生がペアで研究を進めることがあります。
後輩指導とは、実験技術の指導や研究の進め方のアドバイスが中心といえます。
これまで後輩指導をした経験がなくて不安…という方もいると思いますのでポイントをご説明します。
研究室の後輩指導のポイント
研究室での後輩指導のコツは以下2つです。
- 相談のルーティン化
- 自分の経験を通したアドバイス
相談のルーティン化
後輩にとって研究室生活は初めての環境なので不安を抱えていることがほとんどです。
このため、相談は多くなりがちですが、全部を受けてしまうと先輩の研究時間にも支障が出てしまいます。
そんなときは、時間を決めて相談をルーティーン化するのがおすすめです。
- 毎朝にtodoの確認
- 夕方に進捗報告
上記のように、相談の時間帯をあらかじめ設定しておくことで、後輩も決められた時間に相談できるように話す内容をまとめてくれるはずです。
自分の経験を通したアドバイス
後輩指導では自分の経験を通したアドバイスを大切にしてください。
自分が悩んでいたのと同じことを後輩も悩んでいるかもしれません。
そんなときには、実体験に基づいたアドバイスは確実に役に立つはずです。
個人の経験を話すことで後輩との信頼関係構築にもつながります。
後輩指導で困るときと対策
ここからは、後輩指導をするときに困ることとその対策をご説明します。
- 学生が研究室にこない
- 自分から動く主体性がない
学生が研究室にこない
一番大変なのは学生が研究室に来ないときです。
スタンスとしては研究室に来ればアドバイスするが、研究室に来るかは本人に任せるのが適切といえます。
正直なところ研究するかどうかは本人の意志なので、他人の領域まで踏み込む必要はないです。
また話が発展する場合は、指導教員の範疇になるので教授に任せるようにしましょう。
自分から動く主体性がない
主体性がない学生の指導は結構大変です。
もしこのような学生がいたら、まずは読みやすい論文や参考図書を渡して読んでもらうようにします。
その後、研究の進め方などを教えて少しずつ独り立ちできるようにサポートしましょう。
まとめ
今回は研究室での後輩指導についてご説明しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。