手に職付けるならやっぱり経理かな…
経理未経験だけど転職できるかな…
別の職種から未経験で経理に転職したい人って多いと思います。
今回は経理未経験で転職活動するときにアピールするべき項目を紹介します。
転職市場での経理未経験者の評価
経理への転職では実務経験が重要になります。
とはいっても、新卒で経理に配属される以外は全員が未経験からのスタートです。
転職時の年齢によって未経験者の評価が変わりますので、詳細をご説明します。
20代:ポテンシャル採用
20代での転職活動は実務経験が無くても、応募者のポテンシャルを評価して採用されます。
ポテンシャル採用では以下の項目が見られます。
- 前職での職務内容
- 学歴
- 面接での人柄
第2新卒での転職は職種変更が可能な最後のチャンスとも言えます。
30代:経理経験者と比較すると低評価
30代になってからの未経験職種への転職はどうなのでしょうか。
前職での仕事内容が経理と関係していれば転職することもできます。
ですが、実務経験ゼロの人が経理職に就くことは難しいと思います。
未経験職種では30代の人材として期待される能力が発揮できないというのが現実です。
経理未経験でも転職活動を成功させるための3つのコツ
ここからは、未経験者が経理に転職するための重要ポイントを3つご紹介します。
資格取得でモチベーションの高さをアピール
まずは資格取得です。経理未経験者が転職活動前に取るべき資格はこちらです。
- 日商簿記2級
- TOEIC700点
- MOS
日商簿記2級は取得するのがおすすめです。
経理実務を経験していなくても簿記2級の内容を理解していれば、経理の知識を体系的に身に付けられるはずです。
また、英語力に自信がある人はTOEICスコアを伸ばすのも転職市場では有利になります。
経理職では海外子会社の決算を担当することもあるため英語力は必須です。
MOSとはMicrosoft Office Specialistの略です。エクセル・ワード・パワーポイントの能力をアピールできます。
経理職ではエクセルスキルは必須です。未経験での転職者はMOSを取得して、面接でのアピールネタとして活用してください。
熱意・やる気を志望動機で伝える
未経験職種への転職で大切なのは「なぜ転職したいのか」ということです。
転職活動、特に面接試験前に整理するべき志望理由は2つあります。
- 経理職へ転職する理由
- 志望企業を選んだ理由
経理への転職理由は、経理職のどのような点に興味を持ったのかを整理してください。
「専門性を身に付けたい」「前職で経理に似た業務を行い興味を持った」など、自分オリジナルの志望動機を作るのが大切です。
一方、面接では「無数にある企業の中でなぜうちの企業を選んだのですか」と企業を選んだ理由も聞かれます。
全ての企業に対して志望動機を深堀するのは大変なので、書類選考を通過した企業に絞って具体的な志望動機を検討してみましょう。
前職の経験を経理と関連づける
未経験者が経理職への転職を成功させるためには「前職での経験を関連づけること」も重要です。
例えば、前職が営業であった場合を考えてみましょう。
- 売上を向上させるための費用対効果の検証
- 前年度との実績比較
- 予算管理
これらの仕事は営業職では一般的な仕事内容になりますが、経理業務との接点もあります。
仮に営業職でなかったとしても、お金に関係する業務であれば、経理との関連付けはできるはずです。
未経験者が経理に転職するときには前職での関連業務は重要なアピールネタになります。
まとめ
今回は経理未経験者が転職を成功させるコツを紹介しました。いかがだったでしょうか。
資格取得や志望動機のネタ探しには時間がかかりますので、早い時期から取り組み始めることがおすすめです。