インターンに参加するけど飲み会ってあるのかな…
懇親会ではどんな話をすればいいのかな…
就活生の中にはこんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
ESや面接選考を通過してやっとの思いでインターンに参加していると思います。
今回は就活本番に向けてプラス評価となるような懇親会での過ごし方をご紹介します。
インターンの懇親会・飲み会とは
夏・冬の長期インターンだけでなく、3day等の比較的短期のインターンでも終了後に懇親会が開催されます。
企業は学生の性格・人柄を見極めることを目的として、部長・課長・平社員クラスの社員をバランス良く懇親会に参加させます。
ちなみに、1dayインターンは会社説明会と同じなので懇親会の実施はほとんどありません。
懇親会の流れ・スケジュール
ここからは懇親会のスケジュールをご説明します。
普通の飲み会と流れは同じですが、学生には馴染みが無いと思うので知っておいて損はないはずです。
席決め
まずは席順についてです。
インターン後の懇親会は『会議室で行う』『居酒屋で行う』の2パターンがあります。
会議室で行うときには立食でのビュッフェスタイルが多いです。
また、居酒屋で行うときには上座または中心寄りに役職が高い社員と学生が座ります。
インターン参加者は主賓という扱いなので先輩社員の指示に従っていれば、間違いはありません。
乾杯
席順が決まったら乾杯です。
乾杯の挨拶は役職トップの社員が行うのが一般的です。
インターン参加者は必ず顔・名前を覚えておきましょう。
挨拶をした社員が部長・役員クラスであれば、就活本番での最終面接官となる可能性があるからです。
面接時に『インターンでは大変お世話になりました。』と一言伝えることが出来れば、評価もプラスになります。
食事
乾杯が終われば食事スタートです。社員との親睦を深めつつ美味しいご飯をどんどん食べてしまいましょう。
締め
懇親会の最後には締めの挨拶があります。担当するのは役職が2番目に高い社員です。
こちらの社員も面接で登場する可能性があるため、顔と名前は覚えておいた方がいいでしょう。
懇親会に参加するメリットや意義はあるの?
ざっと懇親会の流れをご説明したので大体のイメージはできたと思います。
それでは学生にとっての懇親会参加のメリットには何があるのでしょうか。3つご紹介します。
会社の飲み会の様子が伝わる
企業ごとに飲み会の雰囲気やカラーがあります。
懇親会に参加して自分の肌に合うのかどうかを経験してみてください。
- 体育会系過ぎてついていけそうにもない…
- 社員の雰囲気があんまり合わなそう…
会社選びの際には、業務内容だけでなく一緒に働く人たちの雰囲気も大切になります。
会社の雰囲気を感じ取ることが懇親会参加の目的ともいえます。
オフ状態の社員の雰囲気がわかる
日中に会社説明や業務紹介で話をした社員も懇親会には参加します。
せっかくの機会なのでオフ状態の社員と話をしてみて、自分と合うのか、この会社で働けるのか、想像していみてください。
飲み会の場だからこそ聞ける有益情報がある
会社によっても異なりますが、懇親会には異なる年次の社員が参加します。
- 若手社員(平社員)
- 中堅社員(管理職または管理職一歩手前)
- ベテラン社員(役員または部長クラス)
せっかくインターンに参加したのだから各年次の社員と交流し、気になる質問を投げてみてください。
若手社員には
- 就活に関する情報
- 給料や会社の福利厚生
中堅社員には
- 今までのキャリア
- どんな仕事観をもっているか
- これからどんな仕事をしたいか
ベテラン社員には
- これからの会社の方向性・事業
- どんな社員に入社して欲しいか
社員のキャリアに応じて質問内容を変えてみるのも良いと思います。
また、社員から直接聞いた生の声はES作成や面接対策にも反映できるようにメモしておきましょう。
食事中でメモを取りにくい雰囲気でしたら、トイレに行った際にスマホに入力するのがおすすめです。
学生は積極的に懇親会に参加するべき
インターンは企業が学生を選ぶ場所であると同時に、学生も会社を選ぶ良い機会になります。
会社概要等についてはパンフレット・ネット情報でも十分調べることができますが、雰囲気についてはイメージしにくいのではないでしょうか。
- 入社後すぐに自分には雰囲気が合わない…
- こんなはずじゃなかった…
と後悔するのはもったいないです。
インターンでは懇親会にも積極的に参加して自分自身で生の情報を集めてみてください。
まとめ
今回はインターン後の懇親会についてスケジュール、参加するメリットをご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。