院試の志望動機400字の書き方を知りたい…
内部進学だけど志望理由書は何を書くのかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は院試の志望動機や志望理由の書き方をご説明します。
院試の志望動機・志望理由書の書き方
結論から言いますと、大学院の志望理由は2つの構成で書けばOKです。
- 卒業研究の内容
- 大学院に進学する理由
研究が進んでいなくてどうしよう…という学生もいますが、卒業研究の内容については研究背景の概要を書けば大丈夫です。
また内部生と外部生で書き方のポイントが少し異なります。
内部進学の志望理由書
内部生が志望理由書を書くときには、大学院で何をしたいかを具体的に書くのが好まれます。
学内であれば卒研の内容を知っている先生も多くいるので、志望理由書は『大学院に進学する理由』を重視して作成しましょう。
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外部進学の志望理由書
一方、外部生の場合は大学院や研究室を選んだ理由を中心に記載してください。
外部生であれば他大学院への進学理由は必ず聞かれるポイントです。

院試の志望理由書の例文:400字
志望動機書の具体例をご紹介します。
テンプレートとして約150文字の例文になります。
私は〇〇大学△△学部の××研究室に所属しています。現時点での卒業研究テーマは「〇〇」です。
卒業研究テーマを選定した理由は〇〇です。私が大学院修士課程に進学する理由は〇〇です。
修士課程で〇〇研究室を志望する理由は〇個あります。以上の理由から私は〇〇大学院△△研究室への進学を希望します。
大学院によって異なりますが、志望理由書は400文字程度で提出します。
上記のテンプレートに加えて、卒業研究の内容と大学院でやりたいことを書くと、ぴったりかと思います。
ここからは具体的な作成方法を紹介します。

自分の所属
まずは、自分の現在の所属を書きましょう。
受験票や願書に書いたとおりの内容で、所属研究室まで書いてください。
卒業研究テーマの紹介と選択理由
次に、卒論テーマの題目と選定理由を書きましょう。テーマは現時点で決まっているもので構いません。
院試前に決めていたテーマが卒論時期になったら、変わっていたというのはよくあります。
また、テーマを選んだ理由は人それぞれあるかもしれません。
- 指導教員から与えられた
- 同期の中でジャンケンで決めた
- 自分で適当に選んだ
ただ、院試の志望動機としては論理的に説明できる選択理由を書いてください。
志望動機は書類選考だけでなく面接試験でも問われることなので、しっかりした理由がないと説明するのに苦労します。
参考 卒論・修論で結果がでなくて書けないときの上手なまとめ方とは?
修士課程に進学する理由
ここからは具体的な志望理由を組み立てます。
まずは、「なんで大学院に進学するのか」を書きましょう。
将来の選択肢として、学部卒で就職もできるのに修士に進む理由を考えてみてください。

研究室や指導教員を志望する理由
最後に一番重要な項目を作ります。数ある研究室の中で
- なんで〇〇研究室を志望するのか
- どうして〇〇教授の下で研究をしたいのか
を具体的に書きましょう。
選んだ理由としては「研究テーマに興味があった」というのが無難でいいと思います。
他の理由としては、
- 留学経験ができそう
- 国際学会で発表できそう
- 研究設備が充実している
など、研究環境に注目するのもおすすめです。
志望理由書の内容は面接で聞かれる
提出した志望理由書の内容は、筆記試験後の面接で質問されます。
- どうして大学院に進学しようと思ったのですか
- 大学院ではどのような研究を取り組みたいですか
- 修了後は何をしたいですか
- 博士課程に進学する予定はありますか
院試の面接では志望理由書に沿って質疑応答が行われるので、想定問答集を作って対策してください。
まとめ
今回は院試の志望理由書の書き方をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。是非参考にしてもらえると幸いです。