有価証券報告書の見方を知りたい…
就活にIR情報は使えるのかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回はIR情報を就活に利用する方法をご紹介します。
IR情報は逆質問に利用できる
結論から言いますと、有価証券報告書やIR情報は逆質問の作成に役立ちます。
有価証券報告書とは
上場企業は『業績や課題、今後の目標など』を株主総会で株主に説明します。
その際の説明資料が有価証券報告書です。
特徴はこちらのとおりです。
- 毎年作成される
- 無料でダウンロードできる
過去数年分の有価証券報告書を読めば、経営方針と企業を取り巻く環境への理解が深まります。
しかし、100ページ以上の資料に目を通すのは時間の無駄なので、参照すべき4項目をご紹介します。
- 1-3:事業の内容
- 2-1:業績等の概要
- 2-3:対処すべき課題
- 2-6:研究開発活動
1-3:事業の内容
企業の事業内容を知ることが出来ます。
大企業ではグループ会社や子会社が担当している事業もあります。
面接でやりたい仕事を話すときには、その会社で実現できるかに注意してください。
2-1:業績等の概要
各事業の業績を全て確認できます。
昨年と比較した業績の推移や赤字事業、黒字事業などもわかります。
業績が変化した原因もは必ずチェックしましょう。
2-3:対処すべき課題
企業が直面している課題と対策方法が書かれています。
逆質問を考えるときには、『対処すべき課題』をコピペすればOKです。
具体的には、
のように『対処すべき課題』の記載内容をそのまま逆質問しましょう。
2-6:研究開発活動
研究職を志望する学生は必ずチェックしてください。
研究に関する中長期的な目標も記載があるので、志望分野が企業の中でどのような立場にあるのかを知ることができます。
研究開発分野を持たない企業の場合、省略して大丈夫です。
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まとめ
今回は有価証券報告書を逆質問に利用する方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです