逆質問の内容はどうしよう…
逆質問の作り方がわからない…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は逆質問を作るときの重要なコツを、「1次面接」「2次面接」「最終面接」の事例を用いて紹介します。
逆質問で一番重要なポイントは?
結論から言いますと、逆質問で大切なのは面接官の年次を想定して質問することです。
たとえば、
- 20代の若手:今後、〇〇という事業展開の予定はありますか
- 50代の役員:××という現場の仕事の難しさはどこですか
これらの質問に対して、面接官は適切な回答を出せるでしょうか。
面接官という立場上、何らかの回答はします。
しかし、20代の若手に将来の事業内容を聞くのはふさわしくないし、50代の役員に現場仕事を尋ねるのもNGです。
このような場合、質問者は適切な逆質問をできなかったとしてマイナス評価になります。
面接官の年次に相応しい逆質問をする
面接官の年次は「1次面接」「2次面接」「最終面接」ごとに、ある程度決まっています。
- 1次面接:20~30代の課長クラス
- 2次面接:30~50代の部長クラス
- 最終面接:50~60代の役員クラス
各面接での面接官の年次を理解した上で、どのような逆質問が適切かを紹介します。
1次面接:おすすめ逆質問
1次面接では、現場担当の若手社員や課長クラスの社員が面接官です。
20~30代の若い年次の社員が多いことを想定して逆質問を作りましょう。
- 現場で働いているときのやりがい
- 具体的な仕事内容
- 業務内容の違い
- 職種の違い
- 会社を選んだ理由
2次面接:おすすめ逆質問
2次面接では、課長クラスや部長クラスの中堅社員が面接官を担当します。
社員の年齢層が厚いため、一言で「現場の担当」、「マネージメントの担当」と表現することは難しいです。
しかし、社会人歴を考えると、複数の事業・職種を経験していることが多いため、幅広い範囲の逆質問をすることが可能です。
具体的には以下の4つの観点で逆質問してみましょう。
- 会社の課題と対策
- 入社後のキャリアステップ
- 複数事業・職種の経験から得た強み
- 今後の個人的な目標とやりたいこと
最終面接:おすすめ逆質問
最終面接では、部長クラスや役員クラスが面接の担当です。
面接官の全員がすでに現場を離れており、マネージメント業務に携わっています。
会社を代表する立場であると同時に、愛社精神の強い社員が多いです。具体的な逆質問は以下の3つです。
- 会社の一番の魅力
- 入社後に活躍するために重要な能力
- 役員クラスしか知らない数十年後の事業内容
最終面接とそれ以外の面接での逆質問の違いとは?
最終面接で逆質問をするときには、1次面接・2次面接と視点が異なるので注意してください。
- 1次面接、2次面接:わからないことを聞く、業務内容の理解
- 最終面接:志望度のアピール、熱意のみ
最終面接の逆質問では熱意をアピールできるように工夫するのが大切です。
まとめ
今回は逆質問の作り方をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです