卒論の文末表現の書き方を知りたい…
論文のですます調は間違いなのかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は卒論修論の語尾に関する情報をご紹介します。
卒論修論の語尾は『である』が正しい
結論から申し上げますと、卒論修論の語尾は『である』調でまとめるのが正解です。
論文を作成するときには、話し言葉ではなく書き言葉を選ぶようにしてください。
『だ』という表現もありますが、言い切りの語調になるので論文ではあまり使われません。
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『です』『ます』は誤字で間違いなのか?
論文として文章をまとめるときには、『です』『ます』で書くのは誤りといえます。
また、『思う』という表現も論文執筆で使わないようにしましょう。
堅い表現になるかもしれませんが、論文作成の大切なルールなので覚えてください。
語尾表現を選ぶときのポイント
ここからは、論文執筆で役に立つ語尾の書き方を2つご紹介します。
- 断定表現は複数使い分ける
- 回りくどい表現はさける
断定表現を複数使い分けるのがおすすめ
『である』が正解だからといっても、同じ表現を連続で使うとまとまりのない文章になります。
論文を書くときには、『である』の他にも以下の表現を使い分けて重複を避けるのがおすすめです。
- でなくてはならない
- と考えられる
- と推測される
- ということになる
- すべきである
- のように述べている
- と言われている
文末表現は同じ言葉の繰り返しにならないように、いくつかのパターンを持つようにしましょう。
回りくどい表現はさけること
論文を書くときに大切なのは回りくどい表現をさけることです。
文章は長いけれど、結局何を言いたいのか不明だったり、曖昧では論文としては良い評価は得られません。
断定表現を使用して言い切る形でまとめるようにしてください。
まとめ
今回は卒論修論の文末表現をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。