理系の専攻内容について書き方を知りたい…
ESの研究内容で200字/400字はどう書くの…
ES向けの研究テーマのまとめ方は…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は就活で必要な研究概要を200文字、400文字、600文字で書く方法をご紹介します。
ES研究概要:200字/400字/600字はどれが頻出?
結論から言いますと、400字以内にまとめて提出するパターンが一番多いです。
その次に200字、頻度が最も少ないのが600字になります。
まずは最頻出の400字で資料を作成し、200字に削る、または600字に膨らませるという手順がおすすめです。
指定された文字数の95%は書くのが良いので、例えば400字以内のパターンでは380字以上は書くようにしてください。
また、文字数形式ではなくA4用紙1枚 or 2枚にまとめて提出する出題形式もあります。

就活用の研究概要の書き方と例文
ここからは、研究概要の書き方をご紹介します。
以下の項目に沿ってまとめるようにしましょう。
- 研究内容/タイトル:5%
- 研究背景/課題:25%
- 研究目的:15%
- 取り組み:40%
- 成果/今後の展望:15%
就活用に研究概要を作成するときには、研究を全く知らない素人に説明することを忘れないようにしてください。
研究内容/タイトルの書き方
研究内容やタイトルが分かる文章を冒頭に書きます。
ぱっと見ただけでどんな研究に取り組んでいるかが分かる書き方をするのが大切です。
学会や卒論と同じようなタイトルを使うのは止めましょう。
マニアックな専門用語ばかりを並べてしまうと、企業の採用担当が読んでも全く理解できない文章になってしまいます。
研究背景/課題の書き方
次に研究背景や課題を書きます。
- なぜ、この研究が注目されているのか
- 従来研究の問題点はどこにあるのか
自分の研究意義につながる項目なので、上記2つは丁寧に書くようにしてください。
200文字以内が条件のときには、研究背景を簡潔にまとめることがポイントです。
研究目的の書き方
研究背景や課題を踏まえて、『この研究が成功することのメリット』を一言で述べましょう。
大学の研究では、研究目的が明確な場合が多いので苦労せずに書けると思います。
取り組み
研究概要の中で最も割合を多く占めるのが、取り組みの項目です。
資料を作成するときには、研究に取り組む姿勢を重視して書きましょう。
たとえば、こんな感じです。
- 新装置立ち上げのために、素材加工担当の工場の人と協力した
- 共同研究実施のために、企業の研究者と毎月打ち合わせをした
大切なのは具体的な行動を記載することです。
研究への取り組みを通して、再現性のある行動特性をアピールできれば高評価につながります。
ただし、取り組みの資料として
- どんな実験をしたのか
- どんなシミュレーションをしたのか
を作成するのはおすすめしません。
というのも、研究概要を読むのは企業の採用担当者だからです。
そのような相手に研究内容を熱く語っても短時間で理解されるのは難しいです。

成果と今後の展望
最後は『研究成果』『今後の展望』を記載します。
『研究成果』については、従来研究との違いがはっきり分かる内容だと伝わりやすいです。
また、採用担当者が意外と気にするのが『今後の展望』です。
企業に入社した後は中長期的な視野で考えるのが大切になるので、就活においても研究の将来計画が重要な評価項目とされています。
まとめ
今回は研究概要を200字/400字/600字でまとめる方法をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。