大学院で専攻を変えるのはできるの…
分野が違ってもついていけるかな…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は大学院進学での専攻変更に関する情報をご紹介します。
大学院進学で専攻は変えられるの?
結論から言いますと、大学院進学で専攻を変えることは可能です。
学部とは異なる分野に進みたい場合でも、院試に合格できれば自由に専攻は選べます。
とはいっても、大学4年間の積み重ねが無いため、院試勉強では苦労するかもしれません。
また、院進学後も基礎知識を得るために学び続ける姿勢が必要になります。
専攻を変えるときの流れ
ここからは、大学院で専攻を変えるときの具体的なステップをご紹介していきます。
- 専攻と研究室を絞る
- 研究室訪問で情報収集
- 院試で合格
専攻と研究室を絞る
まずは『どの専攻に変えるのか』『どの研究室を選ぶのか』を決めて下さい。
化学系専攻の学生が、工学や薬学に進学するケースはよくあります。
もちろん、逆のパターンもあります。
一見、関係が無さそうな分野でも院進学をきっかけに新しい研究に取り組む人もいます。
研究室訪問で情報収集
専攻と研究室を絞ったら、研究室訪問で情報収集をしてください。
- 教授の人柄
- 実験室や学生室の環境
- 学生同士の雰囲気
- 修士や博士学生の割合
など、研究室訪問を通してホームページでは分からないようなリアルな情報を得られるはずです。
大学主体のオープンキャンパスを利用してもよいですし、都合が合わなければ教授に直接アポを取ってください。
院試で合格
希望の専攻分野と研究室が決まったら、院試合格に向けて対策しましょう。
外部生がやるべきことは以下2つです。
- 院試の過去問情報を入手
- 学部講義のテキストを入手
内部生と比較すると、院試情報が入りにくいので遅れを取らないようにしてください。
研究室訪問の際に、所属している院生と仲良くなり、過去問やテキスト情報をゲットするようにしましょう。
もちろん、専攻を変えるので基礎的な勉強が必要な科目もあり、院試勉強は早めに始めるのが大切です。
院進学後に後悔しないために
大学院から専攻を変えるのは可能ですが、正直大変な部分も多いです。
研究環境の変化に加えて、新しい分野の勉強も必要になります。
こんなはずじゃなかった…と後悔しないためにも、専攻変更については慎重に検討してください。
上手くいかずに大学院を中退する学生がいるのも事実です。
まとめ
今回は大学院進学での専攻変更についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。