大学院進んだけど研究がつまらない…
鬱病っぽいけど大丈夫かな…
こんな悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。
今回は研究室生活で悩む学生向けに、うつ病が原因の大学院中退に関する情報をご紹介します。
大学院中退理由は鬱病が多い?
大学院に進学したけどこんなはずじゃなかった…と悩んだ末に中退を決断する人もいます。
主な中退理由は以下のとおりです。
- 体調不良(鬱病)
- 企業への就職
- 起業活動
- 海外大学院への留学
この中でも、鬱病で大学院を辞める学生が一番多いのではないでしょうか。
大学院進学前に想像していたのと全く違う生活に悩んでしまうと、体調不良を引き起こす可能性があります。
大学院で鬱病になるとどうなる?
大学院で鬱病になるとどんな影響があるのでしょうか。具体例をご紹介します。
研究活動がストップ
鬱病の原因が研究活動にあることが多いため、まずは研究がストップします。
研究のことを考えただけでも気分が悪くなるという症状が出る場合は、気分転換を行うのが大切です。
趣味に打ち込んだり、旅行をしたりなど、研究活動とは少し距離を置くようにしましょう。
大学院に行かなくなり中退する
研究を短期間ストップすることで、鬱病の症状が治ればそのまま大学院生活に戻ることができます。
ですが、思うように鬱病が治らずに長期にわたって研究をしないと大学院にも行かなくなってきます。
研究室だけでなく講義にも参加していない場合、修了単位を取ることができずに最終的には中退することが多いです。
就職も難しくなる
大学院中退しても最終学歴は大学卒なので経歴上は問題なく就活できます。
ですが、鬱病になっていると気分が落ち込んでいたり、マイナス思考になってしまうため、就活面接でも自分を表現できないことが多いです。
面接が上手く進まないと内定を取ることも難しく、最悪就職できないという状況になってしまいます。
大学院でうつ病になる理由
大学院でうつ病になる理由を2つご説明します。
教授との人間関係が上手くいかない
一番の理由は研究室の教授との人間関係が上手くいかないことです。
大学院の研究室は中小企業のようなイメージです。
教授が社長で学生が社員という立場であるため、教授の言うことは絶対という状況も多々あります。
上下関係の組織になじむことができずに鬱病になることが多いです。
研究についていけない
2つ目は、研究活動についていけずに鬱病になるケースです。
大学院の研究とはこんな感じです。
- 過去の研究を調査
- 研究テーマを選択
- ひたすら研究
- 結果を発表
どの活動も主体的に動く積極性が必要です。
ですが、鬱病になる学生は自ら動く主体性を持っていないことが多いです。
自分の意思で取り組まなければ進捗も出るはずはなく、最終的には研究についていけない…という状況に陥ります。
やりたい研究に対して熱意を持っていなければ大学院への進学はおすすめしません。
研究生活で鬱病にならない方法
研究室生活で鬱病にならないための方法をご紹介します。
一人で悩まない環境を作る
大切なのは一人で悩まないことです。
親や友達、先輩後輩、誰でも良いので悩みを聞いてくれる人を探しましょう。
同じ環境で生活している研究室メンバーに相談してみるのも有効だと思います。
逃げるのも選択肢のひとつ
大学院生は良くも悪くも研究室生活が主体となります。
限られた範囲の中で生活していると今の環境が全てと思ってしまうかもしれませんが、全然そんなことはありません。
所属研究室が合わないのであれば、研究室を変えることもできるって知っていますか。
今の環境がすべてじゃないし、逃げるのも選択肢のひとつとして持つようにしましょう。
まとめ
今回はうつ病が原因の大学院中退に関する情報をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。