SCOAの数列について傾向や例題を知りたい…
数理の中で難易度は高い問題なの…
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
今回はSCOAの数列について出題傾向や難易度、対策方法をご紹介します。
SCOAの数列とは?
SCOAの数列問題は数理の中で出題されます。
隣り合う数字の並び方の規則性を見つけて、空欄に当てはまる数字を選ぶ問題です。
例えば、数字列から増減のパターンを読み取り、次に来る数字を選択肢から選ぶ形式です。
SCOA数列の時間配分
SCOAの数列は全体の出題数に対する時間配分がタイトである点も特徴です。
SCOA-A(5科目型)の場合、全120問を60分で解く形式であり、単純計算すると1問あたり約30秒しか時間がありません。
したがって、数列も一問にかけられる時間はごくわずかで、素早く規則を見抜いて解答する処理スピードが求められます。
問題自体の難易度は決して高くなく、解き方のコツを知っていれば短時間で対応できるものが多いですが、限られた時間内に正確に処理する力が重要となります。
SCOAとSPIの数列の違い
他の適性検査(例えばSPI)との違いとして、SCOAは一問一問の難易度を抑える代わりに問題数が多くスピード重視の傾向があります。
SPIでは数列を含む非言語分野で1問ごとにじっくり考える余裕がありますが、SCOAでは易しい問題を次々と解いていく処理能力が試されます。
また、出題パターンの幅広さも特徴で、場合によっては交互型や複合型を用いた数列など一風変わった問題が出ることもあります。
こうした点から、SCOAの数列問題では基本的な数列の知識+高速な対応力が鍵となります。
SCOA数列の頻出パターン分類と例題
SCOAの数列にはよく出るパターンがいくつか存在し、それらを把握しておくと素早く規則を見抜く助けになります。
代表的なパターンはこちらです。
- 等差数列
- 等比数列
- 交互型(加減や乗算が交互に現れるもの)
- 階差型(隣接項の差に規則があるもの)
- 複合型(複数の数列規則が組み合わさったもの)
以下、これらのパターンを分類し、具体的な例題を交えて紹介します。
等差数列(差が一定のパターン)
等差数列とは、毎回一定の数を加える(または減らす)ことで次の項が得られる数列です。
隣り合う数字の差(公差)が同じになるのが特徴で、数列全体が等間隔で増減していきます。
例として、次のような数列が挙げられます。
-
「2、5、8、11、14、17、・・・」 – 毎回「+3」ずつ増える数列
-
「19、26、33、40、47、・・・」 – 毎回「+7」ずつ増える数列
いずれも差が一定(+3や+7)なので等差数列です。
この規則性を掴めば、例えば後者の例では47に7を足して54、さらに7を足して61と求められ、続く数字は「54」「61」と分かります。
なお、公差が負のケース(例:「20、18、16、14、・・・」は毎回-2ずつ減る等差数列)もあり、増加・減少どちらの場合も差が一定なら等差数列です。
等比数列(比が一定のパターン)
等比数列は、毎回一定の数(公比)を掛けることで次の項が得られる数列です。
隣り合う数字の比率が常に同じになる点が特徴で、数列が比例拡大・縮小していきます。
典型的な例として、以下のような数列があります。
-
「2、4、8、16、32、・・・」 – 毎回「×2」で増えていく数列
-
「3、9、27、81、243、・・・」 – 毎回「×3」で増えていく数列
これらでは各項が前の項の2倍・3倍になっているため等比数列です。
規則を利用して、例えば前者なら次は32×2 = 64、後者なら243×3 = 729となります。
なお、等比数列では公比が1未満の分数になる場合や、公比が負になるケース(交互に正負が入れ替わる等比数列)も考えられますが、SCOAの公比は比較的シンプルな整数であることがほとんどです。
階差型数列(差分に規則があるパターン)
階差型数列とは、隣り合う項の差(=差分)が一定の規則に従う数列です。
等差数列も差が一定という意味では階差型の一種ですが、ここでは差が一定ではないが、その差の並び方にパターンがあるケースを指します。
たとえば以下のような例があります:
-
「6、10、15、21、28、・・・」 – 項差が順に+4、+5、+6、+7…と1ずつ増加していくパターン
-
「62、52、43、35、28、・・・」 – 項差が順に-10、-9、-8、-7…と1ずつ減少していくパターン
前者では差分そのものが等差数列(4、5、6、7、…)になっており、28の次に来る差は+8、その次は+9となるため続く数字は「36」「45」です。
後者では減少幅がだんだん小さくなっており、28の次に引かれる数は-6、その次は-5となるため続くのは「22」「17」です。
このように差分に着目すると単純な法則が見えるのが階差型数列の特徴です。
また、差分が交互に繰り返す場合(例:差分が「+2, +5, +2, +5,…」のようにパターン化)や、差分自体が交互型・複合型になっている場合もあります。
交互型数列(規則が交互に入れ替わるパターン)
交互型数列とは、2種類以上の異なる規則が交互に適用される数列です。
例えば「加算と減算」「乗算と除算」「異なる2つの乗算」などが1つ置きに現れるケースです。
頻出の例として次のようなものがあります
-
「10、19、13、22、16、・・・」 – 「+9」と「-6」を交互に繰り返すパターン
(10→+9=19、19→-6=13、13→+9=22、22→-6=16 … という規則) -
「4、8、-24、-48、144、・・・」 – 「×2」と「×-3」を交互に繰り返すパターン
(4→×2=8、8→×-3=-24、-24→×2=-48、-48→×-3=144 …)
このように、1ステップごとに異なる計算が交互に適用されるため、一見すると数列全体に統一した規則がないように見えます。
解くポイントは「奇数番目の項だけ追う」「偶数番目の項だけ追う」など、数列を2つのサブ系列に分解して見ることです。
上記の例でも、奇数番目(10→13→16…)と偶数番目(19→22→…)に分ければそれぞれ等差数列として把握でき、規則を特定できます。
複合型数列(複数のルールが組み合わさるパターン)
複合型数列は、複数の規則が絡み合って成立している数列です。
特に各項がいくつかの異なる規則の組み合わせで算出される場合などを指します。
典型例として、奇数項と偶数項で別々の規則が走っているパターンが挙げられます。
-
「32、26、28、30、24、34、・・・」 – 奇数番目と偶数番目で異なる数列になっているパターン
(奇数番目:32→28→24→… と-4ずつ減少/偶数番目:26→30→34→… と+4ずつ増加)
この例では1つおきに独立した等差数列が進行しており、続くのは奇数番目系列の次項「20」と偶数番目系列の次項「38」です
このように一見バラバラな増減に見える数列も、要素を分解してみるとシンプルなパターンの組み合わせだったというケースがよくあります。
SCOA:数列パターン別の解き方と解法テクニック
上記のパターンごとに具体的な解法テクニックを解説します。
数列問題ではパターンの見極めが第一ですが、効率よく解答にたどり着くコツを知っておくことでスピードと正確さが向上します。
ここでは暗算力のポイントや選択肢の使い方も含め、パターン別に攻略法を紹介します。
等差数列を解くコツ:差をチェックし即座に加減
等差数列だと気付いたら、隣り合う項の差を確認し、その差を順次足し引きするだけで解答が得られます。
解法の手順はシンプルで、まず最初の2項の差を計算し、それが他の項間でも同じか確認します。
同じであればその差が公差です。例えば「19、26、33、40、47、・・・」という数列なら、最初の差は26-19=7であり、以降も33-26=7、40-33=7…と常に7であることがわかります。
あとは公差7を最後の数字47に足して54、さらに足して61と求めれば、答えが導けます。
等差数列では暗算の速さがポイントです。公差が1桁であれば暗算で十分対応できますし、2桁程度でも繰り上がりに注意すれば素早く計算できるでしょう。
等比数列を解くコツ:倍率を見極め一気に乗算
等比数列と判断できたら、各項の倍率(公比)を確認し、それを乗じて次項を計算します。
まずは最初の2項を見て、公比を「2項目 ÷ 1項目」で求めます。同じ比率が続いているかを次の項でも確認し、等しければその数字が公比です。
例えば「2、6、18、54、・・・」であれば6÷2=3、18÷6=3と公比が3と判明するので、次も54×3=162と計算できます。
階差型数列の攻略ポイント:差分列を作って法則発見
等差でも等比でもないと分かったら、真っ先にやるべきは差分を取ることです。
数列の各項どうしの差を順に書き出してみると、差の並びがシンプルな数列になっている場合があります。
差分列が一定の数であれば元の数列は等差型、差分列が等差数列になっていれば元の数列は二次的な等差型(差が徐々に増減)と判断できます。
例えば「6、10、15、21、28…」の差分は4、5、6、7…となり、差分が等差数列(公差1)なので元の数列は差を1ずつ加算していくタイプだと分かります。
交互型・複合型数列の攻略ポイント:部分列に分解して考える
数列が交互型や複合型と思われる場合、全体を一度に追おうとせず、部分に分解して捉える発想が有効です。
具体的には、「奇数番目の項だけ取り出す」「偶数番目の項だけ取り出す」ことでそれぞれ別の数列として眺めます。
もし奇数項列・偶数項列の双方で等差あるいは等比など分かりやすいパターンが見つかれば、元の数列の規則はそれら2つの規則の組み合わせといえます。
「32、26、28、30、24、34、・・・」では、奇数項(32→28→24→20…)は-4ずつ減少する等差数列、偶数項(26→30→34→38…)は+4ずつ増加する等差数列に分離できます。
選択肢を使った解答テクニック
SCOAの数列問題では基本的にあらかじめ選択肢(候補答案)が提示されています。
これを上手に活用することも解答スピードアップの重要なテクニックです。
まず、数列の規則をある程度絞り込んだら、選択肢の数字と照合して矛盾がないか確認します。
例えば「次に来る数はおそらく54だ」と予想したら、その数字を含む選択肢に絞り込めます。
また「公差7の等差数列だ」と分かったなら、空欄に入るべき数字は特定できますので、それと一致する選択肢を選ぶだけです。
特に2つの空欄を埋める問題では選択肢が「〇〇と△△」の組になっています。
この場合、1つ目の空欄に入る数字から先に推測し、その数字を含む選択肢だけ残すという戦略が有効です。
残った選択肢同士を比べれば、2つ目の空欄の数字も自ずと決まります。
逆に数列の規則が掴めないときでも、選択肢を一つ一つ当てはめてみて妥当なものを探すという手もあります。
ただし時間を消費するため、どうしても分からない場合の最後の手段と考えましょう。
数列問題で陥りやすいミス・ひっかけパターン
SCOAの数列問題には初学者が誤答しやすい落とし穴もいくつか存在します。
頻出パターンを理解していても、思い込みや見落としから間違えてしまうケースがあるため注意が必要です。
ここではよくある誤答パターンや試験で仕掛けられがちな「ひっかけ」の傾向をまとめます。
単純な等差・等比だと思い込んでしまう
まずありがちなのが、差や比が一定でないにもかかわらず序盤の印象で「等差だろう」「等比だろう」と思い込んで、誤った答えを選んでしまうことです。
SCOAでは単純な等差・等比ではない問題も出題されるので注意してください。
一見、等差っぽく見えて実は差が少しずつ増えていた、等比と思ったら公比が変化していた、というケースは頻繁にあります。
必ず複数の項間で規則が成立しているか確認し、違和感があれば他の可能性を検討しましょう。
交互パターンの見落とし
数字の増減が不規則に感じられるとき、本当は交互型であるのにそれを見抜けないミスも多いです。
例えば「増える→増える→減る→増える…」のように一定しない増減に翻弄されてしまうケースです。
実は2種類のルールが交互に適用されていますが、焦っていると一貫した規則を無理に当てはめようとしてしまいます。
交互型を疑うポイントは、隣同士で見た規則性が見当たらないのに一つ飛ばしでは規則がありそうな場合です。
解いていて「おかしいな」と思ったら、一度ステップを飛ばして見る習慣をつけましょう。
ケアレスミス
パターンは合っていたのに単純な計算間違いで誤答するのはもったいないです。
時間との勝負ゆえ焦りが出ると、足し算引き算を誤ったり、一桁ずれて読み取ったりといったミスが起きがちです。
等差数列で公差を取り違えたり、等比数列で掛け算を間違えたりすれば当然答えは合いません。
各ステップで検算する余裕はないかもしれませんが、最低限「差分をもう一度確認する」「掛けた結果を簡単に見直す」程度の自己チェックは心がけましょう。
特に選択肢に自分の計算結果がない場合、計算ミスを疑うのが先決です。
SCOA対策にはOfferBox
Webテスト対策では専用ツールを使うのがおすすめです。
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ESなしでSCOAに類似した問題を受けられるので、事前対策にはぴったり。
他の就活生と差をつけるためにも、早めの対策がポイントです。
まとめ
今回はSCOAの数列について難易度や出題傾向、解き方をご紹介しました。
いかがだったでしょうか。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。
